幼稚園での日課
長男が通う幼稚園には「日課」があり、園児が毎日欠かさず行っていることがあります。
まず、登園直後に行われる「フラッシュカード」
国名、首都、反意語、同意語など、さまざまな用語をフラッシュカードを用いて覚えさせています。
出欠のやり方も独特で、出席番号順に先生がゆっくり名前を読み上げるのではなく、
毎日、順不同で漢字で書かれた名前カードを先生がめくりながら出欠を取っています。
園児はいつ自分の名前が呼ばれるかわからないので、きちんと先生を見て出欠を聞いている状況です。
こういう些細なことでも、「先生の話をきちんと聞く」という訓練になっているんですね。
フラッシュカードが終わると、詩の朗読が始まります。
年少の頃は比較的短い詩を暗唱し、年長クラスになると「宮沢賢治の雨にも負けず」などの比較的長い詩を暗唱するようになります。
そのほかには月の歌や論語など、その日によって変わるようです。
幼稚園の正課レッスン
日課が終わると正課であるレッスンが始まります。
長男の幼稚園では、週3の英語、積み木、体躯レッスン、音感レッスンが行われています。
年中、年長とクラスがあがるにつれて、茶道などのレッスンも追加されるようです。
英語はネイティブ(アメリカ人)の先生が担当し、積み木や音感も専門の先生がきちんと教えてくださいます。
家庭でもそれなりに英語に触れさせているのですが、やはり先生やお友達と一緒に行う英語は楽しいようで、
すぐに吸収し、歌ったり単語を発したりしています。
積み木レッスンは限られた時間で先生が指示した課題をどれだけ出来るか、というレッスンです。
時間が限られているので、かなりの集中力を発揮して行っているようです。
みんな一斉に同じページから始めるのですが、得意な子はどんどん先のページに進んでいきますし、苦手な子はなかなか次のページに進むことができません。
このレッスンでは多少なりとも「できた」「できなかった」がはっきりするので、親としては息子の出来栄えが気になるレッスンの1つです。
体育レッスンはは跳び箱やマット運動、鉄棒など様々です。
学期毎に課題が決められていて、通知表のようなもので「できた」か「できなかった」が評価されます。
正課レッスンは曜日によって決まっているため、幼稚園なのにある程度の時間割があるという具合です。
幼稚園の見学の際にこのことを聞いた時は、多少の窮屈感を覚え、もう少しゆとりのある幼稚園のほうがいいのかな?と考えたりしましたが、小学校に入ると時間割で動くことは当たり前になるわけですし、幼児期の頃からそういう体制に慣れておくというのも大切かなと思うようになりました。
正課レッスンは大体1日2種類行われています。
1日の流れとしては、日課 → 正課レッスン → 給食 → 正課レッスン → プリント という具合です。
プリントも毎日2枚行われており、「ことば」「数」「知恵」と種類も豊富です。
毎日盛り沢山な幼稚園での活動。
幼児期に大切な刺激もたくさん受けているようです。