サミュエルが小学校に入学して、はや7か月が過ぎました。
色々と気になることはありましたが、その中でも一番気になるのは交友関係です。
サミュエルの入学式の時、同じクラスに、ド派手な色のブランドランドセルをした男の子の同級生がおり、その母は金髪にサングラスに真っ赤なスーツ、兄は茶髪で金色のランドセル。
「うわぁ、公立小学校の一番よろしくないところに巡り合ったかもしれないな。サミュエルは、お調子者で回りに流されやすいタイプだから、いやがらせのターゲットなどになったりしないだろうか」と思いました。
1 入学して7か月が終了した今の状況
公立小学校に入ったサミュエル、非常に元気です。
そして、口がかなり悪くなりました。
そしてなんと、クラスで一番仲が良いというのが、前述のド派手なランドセルの少年。
「俺たちは相棒、俺たちは親友」と言って、毎日楽しそうです。
その少年は、よく宿題を忘れて、先生に叱られてばかりだそうです。
サミュエルは、今のところ、クラスで1番の成績と言って頂いています。
今のところはその少年から悪い影響を受けていないようで、勉学における問題点は顕在化していないようで、少し安心しています。
しかし、これから先、高学年になり、親の言うことを聞かなくならないかという心配は付きまといます。
2 ド派手なランドセル少年の良いところ
先日、ド派手なランドセル少年が土曜日にいきなりうちにきて、「サミュエルくんいますか。遊びに来ました。」とやってきました。
親としては、「えーっ!」という思いだったのですが、サミュエルが「おっ、よくきたね。あがって、あがって」と勝手に家に上げようとしました。
すると少年は、「サミュエル君のパパ、上がってもいいのですか?」と問うてきました。
断るわけにもいかず、「あ、いいよ。・・・。どうぞ。」と。
「きちんと、確認をするんだなぁ」と少し感心しました。
さて、その少年は、我が家に上がろうとするとき、靴をきっちりと並べて上がりました。
そして、サミュエルとゲームをし始めました。
私は少年に、「おかしとジュースいるかい?」と聞いたら、少年は、
「いえ、ゲーム機が汚れるので、ゲーム中はいらないです。ありがとうございます。」と。
これに対してサミュエルは、これまで何度も注意してきましたが、ポテトチップスを食べた手でゲームをし、またポテチに手が伸びて、またゲームに戻るという連鎖。
3 人を見かけで判断してはいけないという当たり前のこと
サミュエルは、ほかの人のおうちに行ったとき、靴は並べないことも結構あります。
また、ゲーム中のおかしもおかまいなしです。
また、大きな声で周囲にあいさつするのが苦手です。いつも照れてばかりいます。
しかし、この母ちゃんが金髪の、ド派手なランドセル少年は、我が家を去る時もきちんと「ありがとうございました!」と言って去り、そして我が家をちょうど出たときにすれ違ったじいさんに「こんにちは!」と大きな声であいさつをしていました。
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立派です。
見た目だけで判断していた自分が恥ずかしい気持ちです。
勉強やピアノ、スイミング、サッカー、そろばん。
いろいろと習い事があり、色々とできる子は多いですが、やはり人間としての基本的な部分は礼儀とあいさつです。
そういう部分を改めて感じさせられました。
本日も、最後までお読みいただきましてありがとうございました!