最近、ゲームばかり子供がしたがります。
子供は、「任天堂スイッチが欲しい」と言いますが、それは買い与えておらず、iPadでできるゲームをさせています。
その中でも、minecraft(マインクラフト、マイクラ)というゲームにかなりはまっており、最近では中毒になってしまうのではないかというほどです。
1 子供は一気にゲームに引き込まれる
つい数か月前まではそれほどゲームに関心を示しませんでしたが、小学校に通い、友達とゲームの話題が増えたこともあり、話題についていくためもあってか(?)ゲームの時間が増えています。
あと、ユーチューバーなどが、ゲームの実況中継をしているのも大きいみたいです。
しかし、驚くべきは、この中毒性。
つい数か月前までは、「20分たったから、そろそろやめなさい。」と言ったら、すぐにやめていました。
しかし今は、同じことを言っても、なかなかやめる気配がありません。
時間を見つけては、すぐにiPadを開いて、再びやり始めます。
ここまで中毒性が高いと、親としては不安に思わざるを得ません。
2 ゲームの時間が増えたことにより問題点(デメリット)
まず、家族との会話が減りました。
ゲーム中に話しかけても、「うーん。はーい。」などの返事のみで、まともな会話が成立しません。
これは本人の語彙力増強やコミュニケーション力の点でもデメリットです。
あと、イライラ、自暴自棄になりやすくなりました。
「それ以上ゲームをすると、もう何も買ってあげないよ。」→「いいよ、もう何もいらない!」
「もう目が悪くなるから、辞めたら」「もう!そんなこと言うから、せっかくいいとこだったのに負けちゃったじゃん!」
「あー、もういいもういいもういい!」
小学校の低学年は、まだ高学年ほど手先も器用ではなく、ゲームで負けることも多いため、イライラが特に募るのだろうと感じます。
ゲームの世界では上手くいかないとやり直せますが、現実の世界ではそうはいかず、上手くいかないことがあった場合に、やり直せないこともあり、イライラしているのではないかと感じます。
3 ゲーム中毒への対策、対応方法は
自分は、何度か注意してもずっとやり続ける場合は雷を落とすことにしています。
そして、「もうしばらくiPadはするな!」と怒ります。
今のところ従っているため、これでしばらくiPadをさわらせず、だんだんとゲームのことを忘れるように仕向けたいと考えます。
ただ、前述の通り、学校の話題の一つがこれになっているので、やりすぎれば本人が孤立してしまう可能性っも少しはあると思いますし、さじ加減は重要なところだと思います。
あと、母親が注意するよりも、父親が注意した方が一旦は聞いてくれます。
あとは、月並みですが、ゲーム以外に興味を持たせることですね。
できるだけ、外に連れ出してやるのが良いと感じます。
外出を以前よりも好まなくなったといえども、一度外出させて、大きな公園などで遊ばせると、やはりそこは子供。
すごく楽しく汗びしょびしょになって走り回ります。
そして、その日は疲れるので、ゲームもする暇もなく就寝。
こうやって、少しずつゲーム離れをさせようとしているところです。
4 ゲームばかりしていた中毒の子供は、その後大人になってどうなったか
さて、こう言っては何ですが、自分も小学校高学年から中学生にかけては、ものすごくゲームばかりしていました。
平日は1日2~3時間くらい、休日は4~5時間くらいはしていた記憶があります。
一度、朝8時くらいから夕方までずーっとやっていたときは、こっぴどく母親に叱られたことを思い出します。
歴史は繰り返しますね 笑。
でも、そういうのは自分だけでもありませんでした。
自分よりももっとゲームをしている子もいましたし、自分は平均より少しだけ多いくらいだったと思います。
そんな私は、中学3年生の時に、「ある程度の進学校に通わなければ、人生が大変になる」と口を酸っぱく親から言われ、中3くらいになると、自分自身もある程度は将来のことは何となく想像できるようになることから、「これは少しまずいかも」と思い、自主的に勉強し始めました。
成績は大分落ちてしまっていたので、中3からは塾にも通い、ゲームをする時間も無くなって、だんだんとゲーム離れをしました。
高校は無事県立の進学校に入学でき、その後も課外や学校の宿題、部活動で忙しく、ゲームの時間は全くない状況でした。
また、高校にもなると、結構異性を意識し始めるので、ゲームよりもファッションなどに興味が移りました。
前出の自分よりゲームをしていた友達は、一人は実家の家業を継いでケーキ屋さん。
彼の場合は、今もゲームが大好きみたいです。
もう一人は、普通に東証一部上場企業の会社員。
彼は現役時には大学入試に失敗し、一年浪人して旧帝国大学に入学しました。
結局は、ゲームばかりしていては、まずいことになるかもな、と自分で気づくことが重要なのだと感じます。
でも、今は昔と違い、ゲーム関連産業はかなり裾野が広い産業になっていますので、本当に好きならば、ゲームを作る側になったり、ゲーム会社への就職、ゲーム実況ユーチューバーなどになるのも手だと思います。
5 まとめ
毎日ある程度の時間ならば仕方ない。しかし、キレやすくなったりするため、バランス良く外で遊ばせることを意識する。
親として、ゲームばかりしていてはまずいよ、ということを、いかに本人が気づくようにするか、ということを考える。そして、そのアイデアを実行する。
今回は、とりとめもない感じになってしまいましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。