算数・数学タブレットRISU(リス)を体験した感想。効果や評判は。

先日、算数・数学タブレットRISU(リス)を申し込んだ。
今回は継続受講を断念したが、結構良い教材だったと思う。
まず、自分がRISU(リス)を申し込んだのは、息子に算数に強くなってもらいたいと思い、先日、小学1年生になったタイミングを良い機会ととらえたためだ。
RISU(リス)は幼稚園生から申し込むことができるが、この場合、自分にあったレベルからではなく、一番最初からのスタートとなる。
しかし、小学生以降であれば、まず実力テストを受けて、そして自分にあったレベルからスタートすることができる。

1 まずは実力テスト

RISU(リス)が届いてまず第一に、実力テストを受講した。
ペンは使いづらく、子供の誤回答がある可能性があると聞いていたため、子供には指先で正解を選ばせ、ペンの操作は自分がすることとした。
一応先取り学習をしているため、ある程度の項目はクリアすることができた。

2 適正レベルからのスタート

RISU(リス)は、小学6年生までカバーする内容であり、中には中学受験レベルの問題も入っている。
全部で合計94ステージあり、1ステージには大体75から100問ある。
トータルで、ざくっと9000問くらいあるのだろう。
適正レベルからスタートさせたのだが、問題自体に息子は退屈することはない様子だったが、ペンの操作性が悪く感じたようで、ストレスを感じているようだった。
先が丸っこいペンであり、普段使い慣れているスマイルゼミのペンや、アップルペンシルのペンとは異なる。このため、ペンに慣れていない特に低学年にはきついのかもしれない。
また、1ステージに100問くらい問題があるので、小学校低学年にはかなり面食らったようだ。

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3 費用対効果

うちは、どんどん問題を解かせたいと思いRISUを始めさせたが、RISUの料金制度では、問題を解けば解くほど費用が加算される。
ただ、昔は青天井だったらしいが、今は基本料2480円に、進捗状況に応じた利用料が0~8980円の間で加算されるにすぎない。
今は上限が8980円なので、最大でも月に11500円程度のようだ。
ただ、内容を見てみると、小学校1年生の息子にとっては、市販のドリルで代用できる問題が多かった。
もちろん、先のステージの問題まで見ることはできないため、推測の部分はあるかもしれないが、息子のステージの問題を見る限りはそう思えた。
このため、中学年くらいになってから始める方が費用対効果は良いのだろうと思った。
なお、平均的な場合、ひと月1.7~2ステージ未満というのが多い層で、この場合は、基本料2480円に加え、2980円が加算され、合計は5500円程度のようだ。

3 RISU(リス)のメリット

無学年方式であり、どんどんと先に進めることは良いと思った。
また、今回息子は使いにくいとは言っていたものの、紙教材よりはやりたがる。
紙教材にもくもくと取り組むより、タブレットの方が好きのようだ。
特に無学年方式というのはかなりメリットがあると思う。
今後、我が家では算数検定の受験も考えているが、これに十分こたえてくれそうだ。
現に、リスのホームページでは、算数検定にも有効だと書かれている。

4 改善点

ペンが使いにくい点に加え、説明動画が安っぽいのが気になった。
要所要所に、有名大学の学生による講義があるのだが、別に彼らはプロの家庭教師でも何でもない。
ただ、有名大学の学生という看板を掲げているにすぎない。
このためか分からないが、あまり興味をひく授業内容ではなく、少なくとも、息子はあまり興味を示さなかった。
まだまだ改善できる部分ではなかろうか。

あとは、問題の読み込み?のためのアップロード時間が結構長いことも気になった。
なお、動画講義についてだが、息子のレベルの動画しか見ることができなかったため、高学年の動画のことまでは分からない。

5 今後の対応

今回の体験だけでも、子供に考えさせる質の良い問題も見受けられた。
このため、我が家では中学年になれば再びやり始めて良いと思った。
少なくとも掛け算くらいまでの計算が終わったころにやらせたい。

本日も、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。